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論文

東海村における地表面大気中$$^{7}$$Be濃度と降下量

天野 光; 笠井 篤

保健物理, 16(2), p.99 - 103, 1981/00

宇宙線生成核種である$$^{7}$$Beの地表面大気中濃度および降下量を1975年5月~1977年12月の間東海村において測定し、結果を考察した。 東海村における地表面大気中$$^{7}$$Be濃度は、観測した期間でほぼ(0.5~2.0)$$times$$10$$^{-}$$$$^{1}$$pCi/m$$^{3}$$の範囲であった。$$^{7}$$Be降下量の変動は大きく〔0.03(検出限界)~12〕$$times$$10$$^{3}$$pCi/m$$^{2}$$で、どちらもフォールアウト各種とは必ずしも同じではない季節変動が観測された。$$^{7}$$Be降下量は雨量に大きく依存することが明らかとなった。また雨水中$$^{7}$$Be濃度は、観測した期間1976年9月~1977年2月で9.2~190pCi/lの範囲であった。

論文

種々の大きさのGe(Li)検出器における相対的吸収ピーク効率曲線

岡田 實

日本化学会誌, 81(3), p.367 - 371, 1981/00

X線強度の値は既知の放射性核種の約10%について測定されているに過ぎないから、文献中に埋もれている未解析のX線スペクトルを解析することにより多数の核種のX線強度を実験結果の中から探索した。すなわち、強度の分っている$$gamma$$線と強度の分っているX線の各全吸収ピークを共に含むような$$gamma$$線スペクトルを文献から集め、その既知の強度と「スペクトルから読み取れるピーク面積」とに基づき、試行錯誤法によって効率曲線の「最適な形」を得た。この「形」を適用して(文献中の未解析ピークの解析によって)得られるX線強度の不確かさは、既知のX線強度値の誤差よりも小さい場合がある。従って、この「形」はX線強度値を手に入れる補助手段として有用である。必要な期間も費用も比較的少ない。

報告書

FCA V-2集合体における $$^{2}$$$$^{3}$$$$^{8}$$U 中性子捕獲率 の絶対測定

小林 圭二*; 溝尾 宣辰; 弘田 実彌

JAERI-M 9054, 29 Pages, 1980/08

JAERI-M-9054.pdf:0.86MB

高速実験炉「常陽」の物理的モックアップであるFCA V-2集合体において、$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{8}$$Uの中性子捕獲率の絶対測定を行った。捕獲生成物の放射能は、標準熱中佳子設備で照射された$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{8}$$U箔によって較正されたGe(Li)検出器で絶対測定され、一方、較正された濃縮ウラン核分裂計数管によって$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{5}$$Uの絶対核分裂率が測定された。その結果、V-2炉心の中心における$$^{2}$$$$^{8}$$$$sigma$$$$_{c}$$/$$^{2}$$$$^{5}$$$$sigma$$$$_{f}$$の値として0.141$$pm$$3%が得られた。この値は、JAERI-FAST Version II、RCBNセットを用いた各計算値より大きい。

論文

Environmental gamma-ray exposure rates measured by in-situ Ge(Li)spectrometer

寺田 博海; 阪井 英次; 片桐 政樹

Journal of Nuclear Science and Technology, 17(4), p.281 - 290, 1980/00

 被引用回数:12 パーセンタイル:75.08(Nuclear Science & Technology)

Ge(Li)検出器を用いてIn-situ測定したガンマ線スペクトルから線量率の値を直接求めるための変換関数(G(E)関数)を決定した。このG(E)関数法の有用性を検証するために、可搬型Ge(Li)検出器,NaI(Tl)検出器および電離箱の三つの異る検出器を用いて、同一地点における環境ガンマ線の線量率の同時測定を行なった。Ge(Li)検出器による環境ガンマ線スペクトルに対しては、G(E)関数法とHASL法とを適用して二つの線量率の値を求めた。これら四つの線量率の平均値は4.15$$mu$$R/hであり、バラツキは平均値の15%以内であった。ひとつの環境ガンマ線スペクトルに対してG(E)関数法およびHASL法の両方を適用することにより、土壌中の放射性核種の分布に関する情報がなくても線量率の値を直接求めること、また、土壌中の分布が既知である核種$$^{4}$$$$^{0}$$K,$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{8}$$U,$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{2}$$Th,$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Csなどに対しては個々の線量率寄与をも求めることが可能となった。

論文

In-situ measurement of fission product plateout in in-pile gas loop using portable Ge(Li) gamma-ray spectrometer

寺田 博海; 片桐 政樹; 高橋 秀武; 若山 直昭

Journal of Nuclear Science and Technology, 17(3), p.225 - 240, 1980/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:33.82(Nuclear Science & Technology)

高温ガス炉一次系配管の内面に沈着するFP核種のプレートアウト密度を非破壊で定量測定する方法の開発を行なった。配管の内面に沈着した核種が放出するガンマ線を鉛コリメーターを取り付けた可搬型Ge(Li)検出器を用いて外部から走査する方式である。OGL-1における最初の被覆粒子燃料高温照射試験が行なわれた後の一次系配管に対して、本方式によるFPプレートアウトのIn-situ測定を実施した。測定したガンマ線スペクトルから同定された核種は、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{1}$$I,$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{3}$$I,$$^{9}$$$$^{5}$$Zr,$$^{9}$$$$^{5}$$Nb,$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Cs,$$^{1}$$$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{m}$$Ag,$$^{9}$$$$^{9}$$Mo,$$^{1}$$$$^{4}$$$$^{0}$$La,$$^{6}$$$$^{0}$$Co,$$^{5}$$$$^{8}$$Co,$$^{5}$$$$^{4}$$Mn,$$^{5}$$$$^{1}$$Cr,$$^{6}$$$$^{5}$$Zn,$$^{5}$$$$^{9}$$Fe,$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{4}$$Sb,$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{2}$$Sb,$$^{1}$$$$^{8}$$$$^{2}$$Ta,$$^{1}$$$$^{8}$$$$^{1}$$Hf,$$^{2}$$$$^{4}$$Na,$$^{4}$$$$^{6}$$Sc、などであった。また、これらの核種のプレートアウト密度は10$$^{-}$$$$^{2}$$~10$$^{-}$$$$^{5}$$$$mu$$Ci/cm$$^{2}$$の範囲にあることが検出器の較正実験と解析計算とから求めた換算係数を用いた定量により明かになった。

論文

Energy levels of $$^{9}$$$$^{5}$$Tc from the $$^{9}$$$$^{5}$$Mo(p,n$$gamma$$)$$^{9}$$$$^{5}$$Tc reaction

峰原 英介; 御手洗 志郎*

Journal of the Physical Society of Japan, 48(1), p.4 - 15, 1980/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:51.98(Physics, Multidisciplinary)

$$^{9}$$$$^{5}$$Tc(p,n$$gamma$$)反応を使って$$^{9}$$$$^{5}$$Tc核のエネルギー準位が調べられた。$$gamma$$線の励起函数が10-100keV間隔で2.8から5.1MeVのエネルギー範囲でGe(Li)検出器を使って測定された。40個の準位と104個の$$gamma$$線から成る崩壊図が第1番目の2$$^{+}$$,第2番目の4$$^{+}$$IARの強度比較,88個の$$gamma$$線の閾値,分岐比,$$gamma$$線角度分布,系統性から組み立てられた。9,13,15番目の準位のJ$$^{pi}$$値は各々1/2$$^{+}$$,9/2$$^{-}$$,7/2$$^{-}$$に決定された。1837.5keV(7/2$$^{+}$$,9/2$$^{+}$$),1873.9keV(7/2$$^{+}$$,9/2$$^{+}$$),1888.8keV(5/2$$^{-}$$),2118.1keV(7/2$$^{+}$$,9/2$$^{+}$$)が新しい準位として決められた。対相関相互作用を取り入れた回転粒子結合模型計算が$$^{9}$$$$^{5}$$$$^{,}$$$$^{9}$$$$^{7}$$$$^{,}$$$$^{9}$$$$^{9}$$Tc核について行われた。この計算は実験結果と合理的な一致を示した。

論文

Utilization of (n,$$alpha$$) and (n,p) reactions for the determination of the low level fast neutron flux of a critical facility

桜井 淳; 近藤 育朗

Nuclear Instruments and Methods, 171(3), p.623 - 626, 1980/00

JMTRの中性子スペクトルの測定はJMTRCを用いて、しきい検出器法で行われている。測定はK-10(燃料領域),J-11(ベリリウム反射体1層目),I-12(ベリリウム反射体2層目)で行われているが、これらの位置の積分高速中性子束($$>$$1MeV)はそれぞれ4$$times$$10$$^{8}$$,2$$times$$10$$^{8}$$,4$$times$$10$$^{7}$$n/cm$$^{2}$$・secである。このような低レベルの高速中性子照射場で$$^{2}$$$$^{7}$$Al(n,$$alpha$$)$$^{2}$$$$^{4}$$Na,$$^{2}$$$$^{4}$$Mg(n,p)$$^{2}$$$$^{4}$$Na,$$^{5}$$$$^{8}$$Ni(n,p)$$^{5}$$$$^{8}$$Co,$$^{5}$$$$^{4}$$Fe(n,p)$$^{5}$$$$^{4}$$Mn,$$^{4}$$$$^{6}$$Ti(n,p)$$^{4}$$$$^{6}$$Scおよび$$^{4}$$$$^{8}$$Ti(n,p)$$^{4}$$$$^{8}$$Sc反応等のしきい反応を導入して高速中性子スペクトルを測定した。K-10位置で生成される放射能は10$$^{-}$$$$^{3}$$~10$$^{-}$$$$^{4}$$$$mu$$C$$_{1}$$$$^{-}$$であったが、大型Ge(Li)検出器を用いて微量放射能を精度良く測定した。同時に$$^{6}$$$$^{3}$$Cu(n,$$alpha$$)$$^{6}$$$$^{0}$$Co,$$^{6}$$$$^{0}$$Ni(n,n)$$^{6}$$$$^{0}$$Co,$$^{5}$$$$^{8}$$Ni(n,2n)$$^{5}$$$$^{7}$$Niおよび$$^{6}$$$$^{3}$$Cu(n,2n)$$^{6}$$$$^{2}$$Cu反応を検討したが、放射能が弱く使用できなかった。この論文は臨界実験装置の低レベル高速中性子束に対する(n,$$alpha$$)および(n,p)反応の使用に関する技術的問題をまとめたものである。

報告書

寒天容積線源法によるGe(Li)半導体検出器の校正

柳瀬 信之; 笠井 篤

JAERI-M 8600, 32 Pages, 1979/12

JAERI-M-8600.pdf:0.94MB

Ge(Li)半導体検出器の環境試料に対するピーク効率の校正を、寒天容積線源法で行いその実用性を検討した。放射能標準溶液を寒天温水溶液に溶かし込んだ後、冷却固化し、直径6cmと8cmの各種厚みの円柱線源を作った。ここで使用した核種は、$$^{2}$$$$^{2}$$Na、$$^{5}$$$$^{1}$$Cr、$$^{5}$$$$^{6}$$Co、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{3}$$Ba、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Cs、$$^{1}$$$$^{4}$$$$^{4}$$Ceと$$^{2}$$$$^{4}$$$$^{1}$$Amである。得られた線源の放射能は0.03~0.2MCiで、10$$^{3}$$~10$$^{4}$$秒間測定した。校正に要した日数は、線源作りに1日、測定に約1週間であった。得られた絶対ピーク効率曲線の誤差は5~10%で、これの原因としては、放射能標準溶液の濃度の値、希釈操作、$$gamma$$線放出比のデータ、測定時の$$gamma$$線のサム効果などが考えられる。しかし、環境試料の測定に対しては充分使用しうるものであった。

報告書

Simulation of the Isotopic Ratio Determination of Plutonium by Ge(Li) $$gamma$$-ray Spectrometry

馬場 宏; 八木 秀之

JAERI-M 8451, 36 Pages, 1979/09

JAERI-M-8451.pdf:0.76MB

Ge(Li)$$gamma$$線スペクトロメトリによるプルトニウム同位体比決定法の有用性を調べる目的で、シミュレーションプログラムSIMPUGを開発した。このプログラムは2つの部分から構成される。第1部では、特に重要な8つのピーク軍のそれぞれについて、$$gamma$$線核データを既知のものとして、与えられた同位体存在比の試料の与えるスペクトルを合成する。次に第2部では、既に開発済みの同位体比決定法に従って、逆にこの合成スペクトルを解析して各寄与核種の存在比を求め、最初に入力した相対存在量と比較する。このシミュレーションプログラムを用いて、解析精度に対する種々の因子、すなわち、検出器の分解能、試料の経年較化、核分裂生成物の混在量等の影響を調べた。

報告書

Determination of Plutonium Isotopic Rations by Ge(Li) $$gamma$$-ray Spectrometry

馬場 宏; 鈴木 敏夫; 中原 嘉則; 八木 秀之; 岡崎 修二

JAERI-M 8450, 44 Pages, 1979/09

JAERI-M-8450.pdf:0.95MB

Ge(Li)$$gamma$$線スペクトロメトリによるプルトニウム試料の非破壊分析を試みた。枝状の金属プルトニウムを測定試料として、試料中に含まれる$$^{2}$$$$^{4}$$$$^{1}$$Amの強い低エネルギー放射線を鉛吸収板でカットした状態で$$gamma$$線スペクトルを測定した。得られたスペクトルについて、200KeVから800KeV迄のエネルギー範囲を選び、質量数238から241迄のプルトニウム同位元素や$$^{2}$$$$^{4}$$$$^{1}$$Am等の核種の存在比を求めるのに適当な13ケのピーク群を設定した。各ピーク群は、その寄与する核種毎に既知の$$gamma$$線核データを基に合成した基本スペクトルを用いて最小自棄フィットを行うことにより解析した。現解析法の信頼性を$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{9}$$Puの純度や核分裂生成物の混合状態等との関連において論じる。

論文

Ge(Li)検出器によるガンマ線強度精密測定

桜井 淳

原子力工業, 25(1), p.60 - 62, 1979/00

これまでの10年間におけるガンマ線測定技術の進歩は著しく、エネルギー、および強度の測定精度は、飛躍的に向上した。R.C.Greenwoodらは、ガンマ線エネルギー、および強度精密測定技術を開発し、その技術をガンマ核分光学に適用している。筆者はこれまでの10年間、ガンマ線測定技術の開発を行なってきたが、初期の問題意識は、簡単で再現性のある製作法により、大型Ge(Li)検出器を製作し、実用化することであった。製作したGe(Li)検出器は、同軸型で、有感体積が60cm$$^{3}$$まであり、これらのGe(Li)検出器は、ガンマ核分光学実験、主にガンマ線スペクトル測定、コインシデンス測定、角度相関測定、および内部変換係数測定に実用した。また、筆者の最近6年間の問題意識は、製作したGe(Li)検出器を用いて、ガンマ線エネルギー、および強度の精密測定を行なうことであったが、ガンマ線エネルギー精密測定については、その測定法と解析法を踏襲し、改良した。そして、現在、ガンマ線強度精密測定技術を改良している。本稿では、R.C.Greenwoodらが開発したガンマ線強度精密測定技法、および筆者らの経験について述べる。

論文

最近の$$gamma$$線検出器をめぐる話題

阪井 英次

放射線と産業, (15), p.1 - 11, 1979/00

最近の$$gamma$$線検出器をめぐる話題を紹介したものである。シンチレーション検出器としてNaI(Tl)検出器の大型化,モジュール化,新しいシンチレータとしてBGOの出現,早いシンチレータの開発,早い光電子増信管の開発に触れている。Ge(Li)検出器の大型化,ウェル型の出現,$$gamma$$線精密測定技術の開発,高純度Ge検出器の現状,Gamma-X型の特徴,低エネルギーX線検出上の問題点,マルチディテクタ化,常温半導体検出器としてGaAs,CdTe,HgI$$_{2}$$検出器開発の現状と問題点,液体Xe検出器の現状について述べた。

報告書

可搬型Ge(Li)検出器を使用したFPプレートアウト測定; OGL-1 FPプレートアウト測定のための予備実験

片桐 政樹; 寺田 博海; 高橋 秀武

JAERI-M 7579, 63 Pages, 1978/03

JAERI-M-7579.pdf:2.5MB

高温ガス炉の安全解析を行う上で、一次冷却系の配管および機へのFPプレートアウト量を評価する事は重要なことである。この目的のために、JMTRのOGL-1ガスループを使用したFPプレートアウト測定実験が計画されている。この実験を実施するにあたり、可搬型Ge検出器を使用した測定法の有効性の確認と測定上の問題点を解決するために、鉛コリメー夕付きの可搬型Ge(Li)検出器を使用して予備実験を行なった。測定の結果、配管の内面に、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{1}$$I、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{3}$$I、$$^{9}$$$$^{5}$$Zr、$$^{9}$$$$^{5}$$Nb、$$^{9}$$$$^{9}$$Mo、$$^{6}$$$$^{0}$$Co、$$^{5}$$$$^{8}$$Co、$$^{5}$$$$^{1}$$Cr、$$^{5}$$$$^{4}$$Mn、$$^{6}$$$$^{5}$$Zn、$$^{5}$$$$^{9}$$Fe、$$^{1}$$$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{m}$$$$^{A}$$g、$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{4}$$Sb、$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{2}$$Sb、$$^{1}$$$$^{8}$$$$^{2}$$Ta、$$^{1}$$$$^{4}$$$$^{0}$$La、$$^{4}$$$$^{6}$$Sc、$$^{1}$$$$^{8}$$$$^{1}$$Hf、$$^{2}$$$$^{4}$$Na、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Csなどの核種が、10$$^{-}$$$$^{5}$$$$mu$$Ci/cm$$^{2}$$から10$$^{-}$$$$^{2}$$$$mu$$Ciにわたってプレートアウトしている事がわかった。実験の結果この測定法によるFPプレートアウトの測定が有効である事が確認された。

論文

In-situ environmental gamma-ray spectrometry using an upward-looking dip-stick type Ge(Li) detector

阪井 英次; 吉田 広; 寺田 博海; 片桐 政樹

IEEE Transactions on Nuclear Science, 25(1), p.404 - 408, 1978/01

 被引用回数:1

環境ガンマ線をin-situ Ge(Li)検出器で測定するとき、特殊な下向きGe(Li)検出器を使用している。これに対して、通常の上向きGe(Li)検出器を使用しても、同様に野外における環境ガンマ線スペクトル測定ができるはずである。本論文は通常の上向きGe(Li)検出器のガンマ線検出効率のガンマ線入射角度依存性を液体窒素デュワの液体窒素レベルを変えて測定し、液体窒素系レベルの影響が余りないことを確認し、環境ガンマ線の測定に上向きGe(Li)検出器が使用できることを示した。

論文

Ge(Li)検出器によるガンマ線エネルギー精密測定

桜井 淳

原子力工業, 24(7), p.76 - 77, 1978/00

Nucl.Instr.And Meth.,77(1970)141,96(1971)173,および著者が行った$$^{1}$$$$^{7}$$$$^{7}$$$$^{m}$$Luのガンマ線エネルギー精密測定の解説である。

論文

Recent topics in semiconductor detector development

阪井 英次

Proc.of KEK Symp.on Radiation Dosimetry, p.165 - 190, 1978/00

半導体検出器開発をめぐる最近の話題について解説した。Si検出器におけるエピタキシャル技術の適用、Ge(Li)検出器におけるウェル型の検出効率、高純度Ge検出器におけるn$$^{+}$$、P$$^{+}$$電極作成技術、表面保護、低エネルギーX線測定での、問題点や応用例、室温半導体検出器としてのGaAs,Cdte,HgI$$_{2}$$検出器やダイヤモンド検出器の現状について述べた後、半導体検出器を用いた線量率計および線量計について解説した。図面8,表1、文献74を載せた。また、本論文は高エネルギー研究所で行われた放射線ドシメトリに関する研究会の報告書であるので、質疑応答についても記載した。

論文

最近のモニタリング技術の動向

阪井 英次

電気学会雑誌, 97(9), p.762 - 766, 1977/09

電気学会誌の小特集「原子力施設周辺における放射線モニタリング技術」の5編の解説中の1編として、最近のモニタリング技術の動向を解説したものである。取り上げた装置としては、TLD,電離箱、NaI(Te)検出器、Ge(Li)検出器による環境ガンマ線の線量モニタ、GM係数箱による$$^{8}$$$$^{5}$$Krの$$beta$$線モニタ、環境中Puのモニタである。それぞれについての最近の話題、問題点を解説した。

論文

Effect of the base line shape on the unfolding of peaks in the Ge(Li) gamma-ray spectrum analysis

馬場 宏; 馬場 澄子; 鈴木 敏夫

Nuclear Instruments and Methods, 145(3), p.517 - 523, 1977/03

Ge(Li)ガンマ線スペクトルの解析の際に、ピーク下のベースラインの形が与える影響を調べた。そのために、2通りの実験を行ない、得られたスペクトルを解析プログラム「BOB73」で解析した結果を検討した。第1の実験では、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Cs線源を長時間測定して求めた統計の非常に良いスペクトルを基にして、任意の強度比と間隔の二重ピークを人為的に作成し、その二重ピークの解析結果を検討した。第2の実験結果では、互いに異なる半減期を有し、かつ接近したエネルギーのガンマ線を放出する二種類の核種を組み合わせて線源とし、得られるスペクトルの経時変化を測定して求めた減衰曲線の与える半減期の値を検討した。これらの結果から、最良のベースラインとして、低エネルギー側に傾斜を持つ階段関数を提唱した。

論文

Spectrum-to-exposure rate conversion function of a Ge(Li) in-situ environmental gamma-ray spectrometer

寺田 博海; 阪井 英次; 片桐 政樹

IEEE Transactions on Nuclear Science, 24(1), p.647 - 651, 1977/01

 被引用回数:9

73cm$$^{3}$$同軸型Ge(Li)振出器に対するスペクトル・線量変換関数を求めた。この方法により求めた全線量率とHASL法(H.L.Becks、HASL-258(1772))により求めた全線量率はそれぞれ4.35$$mu$$R/hおよび4.00$$mu$$R/hであった。

報告書

中性子捕獲ガンマ線スペクトル測定装置

水本 元治

JAERI-M 6718, 28 Pages, 1976/09

JAERI-M-6718.pdf:0.81MB

中性子捕獲ガンマ線の研究が原研リニアック20m飛行管を用いて始められ、計算機による測定用プログラムおよび解析用プログラムも含めて装置がほぼ完成した。測定は55cc Ge(Li)ガンマ線検出器を使用し、中性子エネルギーとガンマ線のエネルギーを同時に2次元的に記録する、EVENT RECORDING MODEで行なわれる。リニアックによるガンマフラッシュやRFノイズの影響、Ge(Li)検出器の検出率、エネルギー分解能等、装置の基礎的なデータの測定を完了し、この装置を用いて中性子捕獲ガンマ線測定の予備実験を開始した。

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